巡りの手帳 建築家のテーマ
伊東忠太を訪ねる建築家の作品をめぐる手帳
伊東忠太(1867〜1954)は、日本の建築を初めて「歴史」として研究した人です。山形県米沢に生まれ、「造家」と呼ばれていた学問を「建築」と呼ぶよう提唱しました。神社やお寺を数多く設計しましたが、伝統をなぞるだけでなく、アジア各地の様式を大胆に取り入れています。
7件のうち、神社が3件、文化施設が2件です。明治時代から昭和時代までの建物が含まれます。重要文化財が2件含まれています。5都道府県にまたがっています。
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現地で見るポイント
- 柱や階段にひそむ動物や怪獣の彫刻。伊東は妖怪や空想の生き物が好きで、建物のあちこちに忍ばせました。
- 築地本願寺はインドの寺院を思わせる外観、一橋大学兼松講堂は西洋の中世風。建物ごとに様式がまったく違います。
- 故郷の米沢にある上杉神社稽照殿(けいしょうでん)は、鉄筋コンクリートで和風をつくった宝物殿です。
このテーマの文化財
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01
俳聖殿
重文昭和 近代・文化施設 三重県伊賀市
俳聖殿は、俳聖と称された松尾芭蕉の生誕300年を記念し、昭和17年、上野城跡の北部に建設された。施主は衆議院議員を務めた川崎克、設計指導は東京帝国大学名誉教授の伊東忠太である…
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02
築地本願寺本堂
重文昭和 近代・宗教 東京都中央区
築地本願寺は,浄土真宗本願寺派の関東における拠点である。現在の本堂は,関東大震災の後昭和9年に再建されたもので,設計は東京帝国大学名誉教授で建築史家の伊東忠太による。鉄筋コンク…
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03
一橋大学兼松講堂
登録昭和 建築物 東京都国立市
東京商科大学国立移転のシンボル的建築。神戸の名士兼松房治郎の13回忌を期に,寄付で建設される。RC造2階建,外装スクラッチタイル張り,腰石張りで,正面妻面に校章を掲げる。伊東忠…
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04
大倉集古館陳列館
登録昭和 建築物 東京都港区
大倉喜八郎本邸に設けられた私設美術館の震災復興建築。伊東忠太の設計によるもので,伊東忠太の東洋建築に関する蘊蓄を披瀝した作品として知られる。陳列館東面から敷地低地に連なっていた…
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05
美保神社拝殿
登録大正 建築物 島根県松江市
美保関に位置する式内社の拝殿。桁行六間、梁間三間、切妻造妻入杮葺で、正面の下屋中央に切妻の破風を付す。内部は石敷で柱が林立し、柱間装置は四面開放で、天井を張らずに整然とした小屋…
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06
上杉神社稽照殿
登録大正 建築物 山形県米沢市
上杉神社再興時に建築された宝物殿で,設計は伊東忠太の手になると伝える。鉄筋コンクリート造で和風の外観を比較的忠実に再現しており,全体を2層の銅板葺きとし,2階には高欄を廻す。数…
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07
宮崎神宮御料屋
登録明治 建築物 宮崎県宮崎市
幣殿の東方に、桁行五間単廊の渡廊で繋がる。桁行四間梁間三間、南北棟の切妻造銅板葺で、神饌所と同じ規模、形式になる。舟肘木で、妻は豕叉首組とし、軒は一軒疎垂木。平入の幣殿を中心に…
続きの話
- ロバで大陸を横断した3年間1件 巡ると読めます
- 建築界で初めての文化勲章4件 巡ると読めます
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