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大分県由布市

旧日野医院

重文重要文化財

文化庁の解説

日野家は江戸時代中期より続いた医家で,旧日野医院は由布院盆地西端に位置している。昭和53年頃まで診療所として用いられ,平成7年の保存工事を経て,現在は医療器具等の資料館として公開されている。

本館は棟木銘より明治27年の上棟と判明する。病棟は病院が開業された明治32年までに建てられたと考えられる。離れは便所・風呂部分が本館と同時期である。

本館は,二階建,寄棟造,桟瓦葺で,外壁に石造建築の意匠を採り入れ,洋風の玄関ポーチを設けるなど,地方における擬洋風建築として評価できる。本館東側の病棟は病室部を寄棟造・二階建とし,各所に繊細な和風意匠がうかがわれる。

旧日野医院は,明治時代中期に建てられた本館と病棟が揃って残り,全国的にも類例が少なく,近代医学黎明期の歴史を知るうえで重要である。

出典:文化庁 国指定文化財等データベース(CC BY 4.0)

種別
重要文化財
時代
明治
分類
近代・その他
所在地
大分県由布市湯布院町川西467の4番地
最寄り駅
南由布駅から約850m(歩いて14分ほど)
指定・登録
1999年12月1日

最寄り駅までの距離は直線で、歩く時間はそこからの目安です。

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