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滋賀県大津市

181延暦寺

重文重要文化財

文化庁の解説

延暦寺は天台宗総本山寺院で,境内は比叡山上の東塔,西塔,横川の三塔,山麓の坂本に展開し,元亀2年(1571)の織田信長による焼き討ち後,豊臣秀吉からの寄進を契機に諸堂が再建された。文殊楼は上層内部に仏堂としての構えをもつ二重門である。浄土院は開祖最澄を祀る一郭で,華やかな意匠の御廟や大型の拝殿など,開祖の廟所らしい荘厳な境域を創出する。四季講堂は伝統的な平面構成と近世的な装飾美を兼備した堂で,御廟拝殿とともに横川における元三大師信仰の中枢を担う。天海を祀る慈眼堂は重厚な趣の禅宗様仏殿で,坂本の中核をなしている。

これらの17世紀に三塔及び坂本で整備された堂舎群は,いずれも優秀かつ特徴的な意匠を備えており,比叡山全域における江戸時代前期再興の様相を示すものとして,高い歴史的価値を有している。

出典:文化庁 国指定文化財等データベース(CC BY 4.0)

種別
重要文化財
時代
江戸
分類
近世以前・寺院
所在地
滋賀県大津市坂本本町、同坂本四丁目
最寄り駅
もたて山駅から約1,220m(歩いて20分ほど)
指定・登録
2016年7月25日

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