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群馬県前橋市

34塩原家住宅

重文重要文化財

文化庁の解説

塩原家住宅は,前橋市の北西部,利根川左岸に所在する蚕種(蚕の卵)を製造した農家である。明治時代に製糸業が盛んになると,蚕種の需要も急増し,大正元年に三階建ての主屋を新築した。換気を重視する飼育法のために,大棟全長におよぶ越屋根をあげた総櫓とする。一階は居住専用とし,二階で蚕の幼虫を,三階で成虫を飼育した。窓上,窓下にも換気口を設け, 通気を細やかに調整する。敷地内には,近世に遡る裏蔵,明治末期の稲荷社がある。また,敷地内には戦後の事業拡張期に整備された蚕種製造施設も残る。

塩原家住宅の主屋は三階建てで,各階の用途を明確に使い分ける特徴がある。明治時代に様々に工夫された蚕種製造農家の発展を示し,高い価値を有している。

出典:文化庁 国指定文化財等データベース(CC BY 4.0)

種別
重要文化財
時代
大正
分類
近代・住居
所在地
群馬県前橋市田口町472番地1
最寄り駅
八木原駅から約3.5km
指定・登録
2019年12月27日

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