まち巡りマップ文化財・歴史さんぽ アプリを入手

大阪府河内長野市

31観心寺金堂

国宝国宝

文化庁の解説

観心寺金堂 一棟

観心寺は空悔の弟子実慧が天長年間(八二四~八三四)に創建したと伝えるが、今の金堂(従来元水と呼ばれていた)は天授四年(一三七八)以前に再興されたもので、室町時代前期に属する。その後永享十一(一四三九)、永正元(一五〇四)、天文十一(一五四二)、元亀三(一五七二)、文禄四(一五九五)、慶長一八(一六一三)、寛永六(一六二九)、寛文五(一六六五)、享保一三(一七二八)の各年に修理があった。

堂は桁行七間、梁間七間で正面に三間の向拝があり、内部は内外陣に分かれ、その境に菱格子の欄間と引違い格子戸を入れており、内陣の仏壇前の両脇には両界曼荼羅を描いた板壁を建てる。このように内外陣の区画が厳重なのは密教本堂の特徴である。この堂は和様を主体とし、組物も和様三斗組であるが、中備には大仏様の特徴である双斗を用い、向拝柱には礎盤があり、内部架構には虻梁大瓶束及び海老虹梁を使用するなど、随所に禅宗様及び大仏様を取り入れており、いわゆる折衷様の代表的な遺構として重要である。

【引用文献】

『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)

出典:文化庁 国指定文化財等データベース(CC BY 4.0)

種別
国宝
時代
室町
分類
近世以前・寺院
所在地
大阪府河内長野市寺元
最寄り駅
美加の台駅から約2,420m(歩いて40分ほど)
指定・登録
1952年3月29日

最寄り駅までの距離は直線で、歩く時間はそこからの目安です。

国宝重要文化財登録有形文化財番号を押すと、その文化財のページを開きます

近くの文化財

巡りの手帳 この文化財が入っているテーマ