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長崎県長崎市

27出津教会堂

重文重要文化財

文化庁の解説

出津教会堂は、長崎市北西部の西彼杵半島の西岸に所在する。現在の教会堂は、フランス人宣教師マルク・マリー・ド・ロ、通称ド・ロ神父によって建設されたもので、明治15年に献堂式が行われ、正面および背面の増築を経て明治42年に現在の姿となった。

尾根上を造成した敷地に建ち、桁行36.3m、梁間10.9m、正面中央に鐘楼、背面中央に小塔を立て、側面に日常の出入口を開く。内部は三廊式の平面で、陽光を背にする南東の身廊側に祭壇を置く。列柱と採光の組合せにより、祭壇への指向性を強調する空間構成は約30年におよぶ建設工事におけるド・ロ神父の一貫した設計思想を示している。

出津教会堂は明治前期に建設された希少な初期教会堂の一つで、後世の増築も、同一の設計者によって均整を保った拡充が図られており、高い価値が認められる。

出典:文化庁 国指定文化財等データベース(CC BY 4.0)

種別
重要文化財
時代
明治
分類
近代・宗教
建築家
マルク・マリー・ド・ロ
所在地
長崎県長崎市西出津町2602番地
最寄り駅
道ノ尾駅から約14.9km
指定・登録
2011年11月29日

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